2016年2月7日日曜日

かめさん - ゼンマイが外れた

可愛いお子さんのために直してあげようと分解してみたら ・・・
ゼンマイがはぜてしまって、元に戻せません。
多分、そうなのでしょう?
ゼンマイは、危険です!ケガをしますから、十分気を付けてください。


1.外れてしまって持ち込まれた状態



2.どうやってゼンマイを押さえ込むか・・・思案


そうだ、ゴムで縛ってみたら




4.うまく行ったよ


5.完成です


2015年11月21日土曜日

リラックマの時計

「おもちゃの扱い」との了解を得て、子供用目覚時計を治療しました

どういう訳なのか、時針(いわゆる短針)が回転軸から外れて、ブラブラしていました
分解して、外れた針を嵌め直してみましたが・・・穴の経が合わないのか、食い込みません

 
 
 
初め、内筒と時針とを接着してみようと考えました ・・・・・
 ※ 上下に位置する分針・セット針への影響を考えて止めることにしました
 ※ 回転軸(筒)の材質は、ポリプロピレンか、ポリアセタール、安定した接着は無理?
 
嵌め込みに失敗しました
 
外れた時針を・・・兎に角、嵌まれば良いとペンチで固めにカシメて嵌めてみると
分針と時針が、何と一緒に回ってしまいます! 微妙なサイズ合わせが必要でした
 
改めて、嵌め込みの内径を測ってみると、3.05~3.1mm 工作が一定で無いようです
手持ちのアルミ板を探して、厚さ 0.5mm の板で工作することにしました
 
 
 
 
少々手こずりましたが、針の嵌め込みは、何とか仕上がりました  (*^_^*)

 
 
 


2015年6月9日火曜日

リモコンのジャンボジェット

夢中で遊んでいて、リモコンのワイヤーを引きちぎってしまいました
また、エンジンカバーが、無くなってました

ワイヤーは、付け根をホットメルトでがっちり固めました
さて、エンジンカバーは、百均やホームセンターを探し回ったのですが・・・
消臭剤のサンプル瓶(小さなプラ瓶)が、ちょうど合いました



基盤が割れた救急車

車体上部に3つ有るボタンは、サイレンなどを鳴らすスィッチなのですが・・・
子供の力でも、その下に位置している基盤を割ってしまうのです!
基盤保持の設計が、どうも不都合のようです

3つに割れてしまった基盤を修復しました 電灯線の中の細い銅線を使いました
バイパスさせて半田付けです

更に基盤の裏を金属板で補強し、エポキシ接着剤で固めました




2014年9月20日土曜日

歯が欠けた歯車の修理

下の写真のように歯が欠けてしまった歯車の修理方法です。
噛み合わせる相手の歯車の幅を利用した斬新な方法です。


→ 歯が欠けた歯車の修理方法
   (上の青文字をクリック)


2014年9月14日日曜日

ピアノ鍵盤曲がり

ピアノの鍵盤が曲がって上に跳ね上がっているものの修理。
鍵盤プラの曲がった部分が疲労しており、折れそうになっていました。

薄い銅版で補強することにしましたが、平らな銅版を貼れる様に、まず厚紙で補填してから銅版を貼りました。


鍵盤が上に上がらないようにするための止め爪が3箇所欠損していたので、同じく銅板で代替しました。


マイクジャックが外れていましたが、ちょうど合うナットが手元に無かったので糸で止め、接着剤で固めました。

2014年9月13日土曜日

スピーカーを押すプラスチックレバーの破損

写真の下のレバーを引くと音が出るおもちゃですが、レバーが引けなくなったとのこと

レバーが引けなくなっていたのは、スピーカーを押さえていたプラスチック板がレバーにひっかっかっていたためでしたが、圧電スピーカーを押すプラスチックレバーが破損してたので、針金で代替し修理しました。


本体をつるしているベルトが切れていたので表と裏から薄いプラ板をあてがいタコ糸で補強しました。



前時代プラレールの治療

自分のお子さんが遊んでいたプラレールをお孫さんにも遊んでもらいたいと前時代のプラレールが持ち込まれました。25年~30年位前のプラレールです。



動作確認をしたところ、幸いにもモータが生きていたので、車輪への動力伝達部を治療することにより完治させることができました。


モータがダメな場合の治療方法は、ここを参照ください。


ガービンロボット

1980 タツノコプロ ガービンロボットの左足関節部が経年劣化により破損してしまったものの修理


修理手順
1.破損プラ部整形
2.プラ部補填部作成(ハードバルサ、プラ板)
3.プラ部ダイキャスト部結合(連結版を挿入)
4.関節部組み立て
5.欠損部複製(プラ板、ヒノキ板、その他)
6.プラ部アクリル塗装
7.金銀シール貼付
8.全体クリーニング








2014年8月15日金曜日

ラジコンカー本体破損の修理

破壊といった方がいいくらいの、ラジコンカー車体が2つに分断され、ステアリング受け欠損の修理報告です。

1.前輪ステアリングリンク機構支点部破損

欠損していたため硬質木材で削り出し作成し工業用接着剤(ロックタイト401)で取付、ラッカー黒で仕上げました。




2.シャシー(車台)が後輪(動輪)側約1/4付近で2つに分割破断

シャシー破断部を工業用接着剤で接合すると共にプラ板による補強を同上接着剤とボルト・ナット(2φ、6L)で実施しました。なおボルトの緩み止めとしてラッカーを塗布。




3.ライト関連のG回路配線が接触不良を発生

配線変更(1ヶ所4本まとめて接続していたものを2ヶ所2本に分散し配線盛替え)も合わせて半田仕上げを実施しました。