2014年9月20日土曜日

歯が欠けた歯車の修理

下の写真のように歯が欠けてしまった歯車の修理方法です。
噛み合わせる相手の歯車の幅を利用した斬新な方法です。


→ 歯が欠けた歯車の修理方法
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2014年9月14日日曜日

ピアノ鍵盤曲がり

ピアノの鍵盤が曲がって上に跳ね上がっているものの修理。
鍵盤プラの曲がった部分が疲労しており、折れそうになっていました。

薄い銅版で補強することにしましたが、平らな銅版を貼れる様に、まず厚紙で補填してから銅版を貼りました。


鍵盤が上に上がらないようにするための止め爪が3箇所欠損していたので、同じく銅板で代替しました。


マイクジャックが外れていましたが、ちょうど合うナットが手元に無かったので糸で止め、接着剤で固めました。

2014年9月13日土曜日

スピーカーを押すプラスチックレバーの破損

写真の下のレバーを引くと音が出るおもちゃですが、レバーが引けなくなったとのこと

レバーが引けなくなっていたのは、スピーカーを押さえていたプラスチック板がレバーにひっかっかっていたためでしたが、圧電スピーカーを押すプラスチックレバーが破損してたので、針金で代替し修理しました。


本体をつるしているベルトが切れていたので表と裏から薄いプラ板をあてがいタコ糸で補強しました。



前時代プラレールの治療

自分のお子さんが遊んでいたプラレールをお孫さんにも遊んでもらいたいと前時代のプラレールが持ち込まれました。25年~30年位前のプラレールです。



動作確認をしたところ、幸いにもモータが生きていたので、車輪への動力伝達部を治療することにより完治させることができました。


モータがダメな場合の治療方法は、ここを参照ください。


ガービンロボット

1980 タツノコプロ ガービンロボットの左足関節部が経年劣化により破損してしまったものの修理


修理手順
1.破損プラ部整形
2.プラ部補填部作成(ハードバルサ、プラ板)
3.プラ部ダイキャスト部結合(連結版を挿入)
4.関節部組み立て
5.欠損部複製(プラ板、ヒノキ板、その他)
6.プラ部アクリル塗装
7.金銀シール貼付
8.全体クリーニング








2014年8月15日金曜日

ラジコンカー本体破損の修理

破壊といった方がいいくらいの、ラジコンカー車体が2つに分断され、ステアリング受け欠損の修理報告です。

1.前輪ステアリングリンク機構支点部破損

欠損していたため硬質木材で削り出し作成し工業用接着剤(ロックタイト401)で取付、ラッカー黒で仕上げました。




2.シャシー(車台)が後輪(動輪)側約1/4付近で2つに分割破断

シャシー破断部を工業用接着剤で接合すると共にプラ板による補強を同上接着剤とボルト・ナット(2φ、6L)で実施しました。なおボルトの緩み止めとしてラッカーを塗布。




3.ライト関連のG回路配線が接触不良を発生

配線変更(1ヶ所4本まとめて接続していたものを2ヶ所2本に分散し配線盛替え)も合わせて半田仕上げを実施しました。


2014年8月12日火曜日

基盤のパターン配線断線の修理

キーボードのパターン断線で5か所、導電性塗料と銅線を用い修理した写真です。
キーボードの右側、全体の1/3のキーが機能しなかったのですが、これで復活しました。(アンパンマンパソコン)


2014年8月8日金曜日

こども紙飛行機教室 開催

8/8(金) 10:15~12:00 モラージュ柏の2Fモラージュホールにて
「こども紙飛行機教室」を開催しました。開始時間前から列を成して集まっていただき、全体で47名の参加となりました。

はさみの使い方や出来上がった飛行機を飛ばす時の注意を聞いて、いざ作成です。なんとか出来上がり、さっそくテスト飛行! うまく飛ばせた人、なぜか飛ばない人、飛ばなくて泣いてしまう子、調整して飛ぶようにしようとする子、飛ばし方を教わってうまく飛ばせた子、色々なうれしさを経験しました。これをきっかけに将来パイロットや整備士になる子がでてくるかも知れません。


一生懸命作成した現場です。「・・・・・つわものどもが夢の跡」


この後、切りくずを拾ってきれいに片付けてからさよならしました。

2014年7月10日木曜日

機関車トーマスの分解

機関車トーマスは、隠しネジを含め、すべてのネジを抜いても分解できません。
後輪の軸の両端がナットもどきがはまっているので引き抜く必要があります。
ボルト&ナットのようにネジが切られていません。単にきつく嵌めてあるだけなので、ラジオペンチ等で掴み引き抜きます。



2014年5月19日月曜日

踊るサンタの修理メモ

腰を振って踊るサンタの修理が持ち込まれましたが、配線、モータ、歯車の噛み合わせ、負荷回路のインピーダンスの問題等多岐に渡る原因を一つずつつぶしながら完治に至った技術メモです。



踊るサンタの修理メモ
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2014年5月17日土曜日

2013年度統計分析レポート

柏おもちゃ病院 2013年度(2013.4-2014.3) の治療に関する統計分析レポートです。

2013年度統計分析レポート (←クリック)

       完治率 修理件数
2013年度  95%   893件
2012年度  94%   589件
2011年度  91%   485件

2014年5月10日土曜日

バネ止め破損

かなり強いバネを止めておくプラが破損したので、針金で代わりを作成しました。


2014年5月6日火曜日

オルゴールドラムの外し方

オルゴールの内部ギアが破損したので、代替オルゴールを入手して修理しました。これは、オルゴールドラムの外し方の記事れです。


2014年4月28日月曜日

Thomas連結部の修理

Thomas機関車と石炭車(電池BOX)の連結部について、
部品が見当たらないので、修理することにしました

留意したのは、少しばかり乱暴に扱われても、タフなことです
銅の針金を咥えさせ、その上を凧糸で巻き付けました
勿論、電池BOXからの導線を装着(断線していたので、付け替え)
してからです
凧糸の上は、エポキシ接着剤で固めておきました

2014年3月2日日曜日

細かな場所のハンダ付けのための工夫

IC基盤の断線で1mm以下のハンダ付けが必要な場合、半だコテの先が太いと作業が困難です。銅線をハンダコテの先に巻きつけ、先端を尖らせると細かな作業が可能になります。


2014年2月15日土曜日

旧式プラレールモータユニットの新式への置き換え

旧式のプラレールのモータが錆付いて全く動かないので新式モータユニットに置き換えることにしました。旧と新の形状と大きさの違いから3箇所のカットが必要でしたが、うまく置き換えられました。