2013年11月10日日曜日

犬ぬいぐるみ 足骨折修理

症状1:左後足が折れています。
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症状2:胴体部分が割れています。実際は2つに分離してしまっています。
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修理1:ぬいぐるみをはがします。写真のようにほぐします。
    ここをほぐすと首まではがせます。
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修理2:骨折部分に1mmの針金を通します。先端を90度曲げておきます。
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修理3:折れた元の方に上の写真で曲げた先端を入れる穴を2つ空け、
    そこにセットした後、細い針金で固定します。
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修理4:割れた箇所に薄いプラ板をあてがい、ネジで固定します。
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修理完了です
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2013年10月6日日曜日

ラジコンカー不良箇所特定手順

依頼者からは、コントローラ・スイッチの不良として受付された。

故障診断のステップ

1 カー本体及びコントローラのバッテリーチェック OK

2 カー本体及びコントローラーの相互間チェック NG

3 カー本体の前照灯点灯確認
      (LIGHTスイッチON状態で故障したものと考えられる。)

4 コントローラの送信出力確認、NG(写真 1)・・・テスター指針は修理後の値。



5 コントローラ分解、基板でVCC+を確認 OK(写真 2)



6 Xtal.及びICなど各端子電圧測定するがゼロ。 

7 ON・OFFスイッチの端子電圧測定、COMまでOK

8 スイッチ概念図の1側で接触不良判明。



9 未使用の一回路利用するため基板からスイッチ取外し180°回転させ取付ける。

10 総合試験結果 OK

2013年9月25日水曜日

前世代のプラレール仕様

修理参考資料として前世代プラレールの駆動方式と電源スイッチを紹介します。
(1)現行型の駆動力はモータ軸からギアボックスを介し車軸歯車に伝わりますが、前世代型はモータ軸から歯車を介し、タイヤゴムを直接駆動します。

(2) 電源スイッチは本体上部ではなく、先頭車両の連結器部分にスライドスイッチがあります
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2013年8月23日金曜日

バランスを崩して歩かない犬のぬいぐるみ 

歩いて、途中で止まって啼き、また歩きだすぬいぐるみの修理。
止まって啼く時に座るのであるが、また歩き出す時にバランスを崩し、転げてしまう。

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原因がよく分からないのであるが、手当ては以下の3箇所に施した。

1.止まって座る時に後足を前に出すためのカムについているバネ
  これが外れていた

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2.上記カムの長さを短くした。途中を曲げることにより結果として短くなる。
  短ければ、後足の上部を後に押す量が少なくなるので結果として
  後足が前に出る量が少なくなる。
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3.後足の軸のところにバネをいれ、後足が横に広がるのを防止。














                     
結果は、止まって啼く時に、完全に座るのではなく、中腰で止まるようになったので再び歩き出す時にバランスを崩し転がる症状はなくなりました。
一度、このワンコの正常時の状態を確認したいところです。

2013年8月11日日曜日

アンパンマンパソコンの分解

アンパンマンパソコンのマイクコードの皮膜が劣化してぼろぼろになっていたので、コードを交換することにしましたが、コードの接続先部分の分解方法が分かりません。
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前面下の隠しネジ2つは見つけましたが、これを外しても分解できません。
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ネットで調べてみると千葉おもちゃ病院に情報がありました。
全面フィルムをはがすと隠しネジが現れるとのこと。

http://chibatoyhp.webcrow.jp/topics3.html

さっそく取り掛かりましたが、フィルムのはがし方が分からない。無理にはがすと破れそうで元に戻らないリスクがあります。
考えた末にクリップを曲げて少しずつはがすことにしました。

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隠しネジが出てきました。
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黄色の部分を取り外すのではなく、写真では見えていない裏の赤い部分を取り外します。

コード交換が終わったらフィルムを元に戻します。
特に接着剤を使わなくても元の糊が残っているので、そのまま付きます。
はがすときに一部の絵がプラスチック側に残ってしまいますが、フィルムを戻せば、2つが合成されて元に戻ります。

プラ爪破損の修理

スイッチをスライドさせるプラスチック爪が折れてしまったのでプラスチックに
1mm穴を空け、そこに1mm針金を差して修理しました。